この記事では、前半と後半に分けて留学生活にかかった費用をまとめています。
前回は、半年間の留学生活でかかった費用を大まかに分類しての紹介でした。
後半は、その中でも人によって金額が上下する”生活費”に焦点を置いて書いていこうと思います。
目次
生活費の詳細
前回の記事にも書いているように半年間の生活費は約¥680,000でした。
では早速、内訳をみていきたいと思います。
英語のための留学だったので、もちろん勉強には力を入れましたが同様に初めての海外生活を楽しむべく、いろんな観光地やイベントに参加しました。
全体の約25%の18万円は娯楽費に使われており、節約に努めればこの18万円は十分浮かすことができたかと思います。全額自費での留学だから良いとはいえ、随分と娯楽に使ったなぁと思います笑
ちなみに、ニュージーランド一周旅行はAction Toursという会社が提供しているツアーを指しています。クリスマス前から年明けまで14日間をニュージーランドを名所を回りながら一周するもので、費用も14日間にしては手頃且つ、年明けやクリスマスにはパーティをしたりなど内容も充実していたので、これを見逃したら一生後悔すると思い参加しました。安くない買い物でしたが、ニュージーランドの絶景を楽しみながら一周する度は喜びと驚きの連続で、今思い出すだけでもワクワクするくらい素敵な旅でした。
日帰りツアー等もやっているので気になる方は是非チェックしてみてください。
娯楽費などを除いた場合の1カ月の生活費
では、月当たりの生活費に焦点を置いてみます。
予算ですが、エージェントの方には、オークランドに住む場合は1ヵ月で大体$1000くらいかかるよと聞いていました。
そのため、現地では無駄遣いをしないように毎月それを基準に生活していました。
以下の数字が1カ月当たりの生活費の内訳です。(NZ$1=¥80とする)
- 家賃 ¥55,000
- 食費 ¥21,000 月当たりの費用)朝食$40 昼食$80 夕食$120 友達の食事等$32
- 通信料 ¥1,700 プリペイドスマホで月約$20程
- 衣服費 ¥1,800
- 消耗品 ¥900
合計 ¥80,400
割合にするとこんな感じになります。
ご覧の通り大半を家賃(レント)と食費で占めています。
オークランドは物価も家賃も他の地域と比べてかなり高いので、基本的にはほとんどの方がこういった形になるのではないでしょうか?
各パートごとの詳細
家賃
オークランドのシティ中心部に住む場合は、郊外に住むより家賃が高くなります。僕はかなりラッキーなほうで、2段ベットのシェアという制限付きではありましたが、145$/wでシティ中心地の語学学校に徒歩で通うことができるフラットに住むことができました。
基本的に、オークランドの中心地で一人部屋に住もうとすると、最低でも180$/w以上はすると覚悟した方がいいかもしれません。また、一人部屋といってもキッチンやトイレなどの共同スペースは共同で使うのが一般なので、そこにも注意が必要です。シティ中心部から離れると家賃は安くなりますが、語学学校がシティ中心地にある場合には家からそこまでの交通費がかかってしまいます。
値段だけでいえば、バックパッカーホテルが一番おすすめですが、大人数の男達が1つの部屋に滞在する空間で1ヵ月も暮らすのは正直苦行でした。そうはいっても、上のグラフから見て分かるように家賃は全体の出費の大半を占めており、これを抑えるだけで生活費をグッと減らすことができます。
住まい選びは以上の面を踏まえて、住まい求める条件を見比べながら慎重に選ぶことをオススメします。
食費
基本的に外食はしないように心がけていて、4カ月はほとんど自炊をしていました。とはいっても料理はほとんどできなかったので、茹でたパスタにツナをのせたくらいのものです。もちろん、友達と飲んだりどこか出かけたりなんていうこともありましたが、基本的に2週に1回程度に控えるようにしていました。ありがたいことにお酒はビール一本で十分酔っぱらってしまう下戸なので飲み会に行っても大してお金がかからなかったのはラッキーです。
ですが、残り2カ月をまわってからはフラットを出なければいけなかったり、図書館で遅くまで勉強したりで料理するのがめんどくさくなってしまい、インスタント食品にかなり頼ってしまったために費用がかさみました。
レストランは総じて高いので、節約するなら自炊は必須だと思います。
通信費
スマホは、現地のプリペイドスマホ(現金で一定の容量を買うスタイル)を購入しました。プリペイトスマホなので定期的にチャージが必要なのですが、語学学校には無料Wi-Fiがありましたし、よく通っていた図書館も無料のWi-Fiを提供していたので通信料は比較的安価に抑えることができました。
身近にWi-Fiがある人は、データ通信にそこまで依存することがないので、毎月定額払うよりもプリペイドにした方が間違いなくお得だと思います。
衣服費
渡航前にオシャレな靴を買っていたのですが、3カ月ほどで穴が開いてしまい買い替えたので、この衣服費のほとんどはその靴代が占めています。服は現地では寝るときのスウェットくらいで普段着は日本から持ってきた服を着回して過ごしました。
こうしてまとめてみると分かると思いますが、実際生活している時点ではそんなに贅沢はしていないんです。それでもこれだけ掛かっているのが現状です。
やはり現地で何かしらのアルバイトなり仕事に就くのが生活の質を安定させるためにも必要なのかなと感じました。
実際、ニュージーランドの時給はかなり高いので、現地で働くことさえできれば ”2週で40時間” の学生ビザの縛りがあったとしても、かなり生活は楽になると思います。
今日の雑談
2回に渡って留学期間にかかった費用をまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
見る人によってはこんなに掛かるのかと驚いた人もいるかもしれません。
確かに並んだ数字だけをみればこんなに高いお金払っていく海外留学って本当に意味があるのだろうか?もっと有意義に使えるんじゃないのかとも思ってしまう方もいるかもしれません。
ですが、この半年間で得られた経験やスキルはこれからの自分の人生の大きな糧になるものですし、なにより、英語を通じてこれまで関わったことのない人と友達になったりいろんな出来事を楽しめたことは僕自身一生の思い出になりました。
読んで頂きありがとうございました。
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